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経営者の健康管理:会社の未来を見据えた投資

2023-06-09
お役立ち資料
ネオステラ株式会社 代表取締役/西川 陽一

近年、スタートアップ企業において、経営者自身や従業員の健康管理に対する関心が高まっています。経営者は会社の舵を取る存在であり、その健康状態が悪化すれば会社の運営にも大きな影響を及ぼす可能性があります。本記事では、経営者が健康管理にお金やリソースを投じることを、コストではなく投資と捉えるべき理由について考えてみましょう。
現実には、経営者は日々の多忙さから自身の健康にまで気を配る余裕を持つことが難しい場合があります。実際、ある調査によれば、会社員の80%が毎年健康診断を受けている一方で、フリーランスになるとその割合は28%まで低下するとされています。スタートアップの経営者も同様に、自身の健康管理に関して低い割合となる可能性があります。


では、経営者が気をつけるべき健康管理のポイントは何でしょうか。以下にいくつかの具体的なアドバイスをまとめました。


健康診断/人間ドックをきちんと受診する

健康診断は早期発見や予防に役立つ重要な手段です。経営者も定期的に健康診断を受けることで、潜在的な健康リスクを早めに把握し、適切な対策を講じることができます。

運動習慣をつける

忙しい経営者には効率的な運動効果が得られるパーソナルトレーニングがおすすめです。定期的な運動は体力向上やストレス軽減につながり、健康維持に寄与します。

食生活の見直し

忙しさにかまけてコンビニやジャンクフードばかりを摂取していませんか?バランスの取れた食事は健康維持に不可欠です。経営者自身が食生活に気を配り、良質な栄養を摂ることが重要です。

忙しくても睡眠時間を確保する

睡眠時間の確保は、仕事の効率や正しい意思決定にも影響を及ぼします。睡眠不足の状態では集中力や判断力が低下し、ミスやミスコミュニケーションが生じる可能性があります。適切な睡眠時間を確保することで、より生産的な経営が可能となります。

メンタルケアを行う

スタートアップの経営者は孤独を感じることが多く、メンタル面のストレスや悩みを抱えることも少なくありません。メンタルコーチングやカウンセリングを活用し、メンタルケアにも意識を向けることが重要です。心の健康を保つことは、経営者としての意思決定力や創造力を高める要素となります。

自社の産業医に相談する

従業員の健康管理のために選任された産業医は、経営者自身も相談できる存在です。不安や疑問を感じた場合は、産業医に相談することで専門的なアドバイスやサポートを受けることができます。

経営者が健康管理をケアすることが「投資」になる理由は、その健康状態が正しい意思決定に直結するからです。経営者は日々さまざまな判断を迫られる立場にあり、健康な心と体を持つことでより的確な意思決定を行うことができます。徳川家康のように、長生きし、ハードワークを続けることができたのも、健康に気を配ったからこそです。


健康な経営者が持つシャープな意思決定力は、会社の業績向上にも直結します。経営者自身が健康に気を使い、定期的な健康管理に投資することは、会社の未来を見据えた重要な投資と言えるでしょう。ぜひ、経営者自身も健康に対して積極的な姿勢を持ち、会社と共に成長していきましょう。